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車載ネットワーク(2) "D2B"
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カーネットワーク 目次
D2B

POF車載ネットワークはメルセデスに始まった。
    プラスチック光ファイバPOFの車載ネットワーク実車搭載は、1998年のメルセデスによる光D2B (Digital Domestic Bus) システムの採用から始まりました。ナビゲーションシステム、オーディオ、電話などのマルチメディアデバイスを互いに結び合つける情報-エンターテインメント系ネットワークとしてのD2Bシステムは、リング型の形態をとり、データ伝送速度は4.2Mbps/5.6Mbaudというものです。D2Bシステムはもともと松下電器とPhilips社が民生機器のバスとして開発したものですが、欧州ベッカー社、C&C社が、ダイムラーとともに、光のオーディオ用バスして完成し'98年の採用にいたったものです。
車載ネットワークの分類
    自動車の情報伝送ネットワークは、いくつかのアーキテクチャーカテゴリーに分かれます。それぞれ、情報系、車体系、シャーシ系、パワー制御系などと称されます。POFが導入された、D2BやMOSTが担う情報系ネットワークは、運転者や同乗者とのユーザインターフェースであり、映像、音声などのマルチメディアを扱うため、もっとも扱う情報量が増えると考えられている部分でもあります。また、将来、交通情報などITS情報をも取り扱うと考えられるため、その重要度も増していきつつあります。
なぜPOFが選択されたか?
    つぎの5つが主たる要因となり、プラスチック光ファイバの採用が決まりました。
    ・EMI対策。
    ・帯域需要の増大。
    ・軽量化による低燃費、省資源化。
    ・廃棄時の資源分配の軽減。
    ・欧州FAにおけるPOFの高い普及率。
新しい試み
    また、ダイムラーによる、光D2B導入は、単に「POFを採用した」ということのみならず、いくつかの技術的挑戦が試みられています。そこで行われたことは、将来の光ネットワーク量産実現へむけた布石であり、次世代のMOSTへとその資産は生かされつつあります。



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