pofeska.com
ホームネットワーク提案の経緯と変遷
mrcrogo
ニュースリリース 製品情報 技術情報 サポート情報 イベント情報 インフォメーション index


 三菱レイヨン ホームネットワークの提案の経緯

 <提案までの経緯>
三菱レイヨンがPOFによるIEEE1394ホームネットワークを提案したのは1995年の秋のことです。
この年の5月、当時POFとしてははじめて100Mbps/50mを超える帯域を実現したエスカメガが発売されました。
と同時にこのファイバをATM LAN用に標準化することを目的に、日本電気・ソニーとATM Forumに提案しました(1995年4月提案、1997年5月採択)。当時ATM Forumでは、ATMによる家庭内ネットワークとして、レジデンシャルブロードバンド(RBB)の論議が盛んで、同時にこのファイバによる52Mbps/50mの提案もおこないました。つまり最初の提案は、ATMによるホームネットワークでした。

一方、この時すでにIEEE1394の論議が盛んになっていました。
IEEE1394は家電とPCの両方に接続できるからホームネットワークに使えるはずだ・・・と。
が、ご存じのとおり、当時決まりかけていたIEEE1394-1995は最大4.5mでした。
これをATMと同じエスカメガ使って50mにしたら可能になになるはずと単純に考えたのです。


1995年秋、ATM Forumに参加していたソニーと三菱レイヨンは、これを実現すべく検討を始めました。
当時はホームバスシステムという名称で、テレビ、ビデオ、オーディオ、電話、PC等対象とし、200Mbpsの帯域で充分と考えておりました。(右図は1995年作成の当社初代のホームネットワークの絵です)
そして、200Mbps/50mを仕様として、1997年4月、日本電気・ソニーらとIEEE1394に、インターフェイスとしての標準化の提案活動を開始しました。
(車メーカーに対するIEEE1394/POFカーネットワークの提案を開始したのもこのころです。)
 
<提案の変遷>

しかし、そのころから200Mbpsでは不充分であることが次第に明らからになってきました。そのため標準化とは別に、400Mbpsに対応するファイバの開発が必要になってきました。
そこで、1997年8月、IEEE1394.bのミーティングにて、三菱レイヨンはS400用ファイバの開発を約束したのです。それが1999年6月発表されたエスカミウでした。

三菱レイヨンには、1995年に発表したエスカギガという1Gbps/50mのPOFがありました。が、GI型ファイバであったため、ファイバ価格がSI型に比べて高価になってしまいます。また、敷設性、施工性においては、必ずしもSI型と同じように簡単にすることは出来ません。従って、加工時間、コネクタコストも上昇してしまいます。従って、エスカメガのようなSI型と同じような取り扱い性を持ち、コネクタ等互換性のある新たなファイバが必要と考えました。

エスカミウが持つマルチステップ構造は、基本原理はSI型ながら、効果はGI型に類似したものです。従って、帯域も同程度ながら、加工性の良さ、SIとの互換性、低価格を実現するという両者の長所を持った特徴があります。ただ、今回はホームネットワーク用として商品化しましたので、帯域は500MHzで抑えました。

現在のホームネットワークの絵は、上記の図の1代目から数えて26代目くらいになりました。その間、POFのホームネットワークはEIAJや郵政省関係団体で多くの皆様に論議していただけるまでになりました。

お問い合わせ eskainfo@mrc.co.jp
三菱レイヨン株式会社 情報材料事業部
tel.03-5495-3060 fax.03-5495-3212
当ウェブサイト上の掲載情報、写真等の無断複写・転載を禁止します。
(C)copyright 1997,2003 Mitsubishi Rayon Co.,Ltd