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プラスチック光ファイバの基礎知識(その2)
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POFの特徴
  • 伝送用のPOFは他のファイバと異なり大口径で、一般的にファイバ径が1000μm、コア径980μmのものが多く使用されます。これは、端面の多少の汚れや傷、光軸のずれがあっても伝送が可能なので、光コネクタ等の光部品を安く作ることができ、かつ加工が容易なためです。 

      

  • 曲げに強く非常におれにくい性質です。また、半径25mmで曲げても、損失はわずかです。ですから、壁の中のような狭い空間を通すことも可能です。また、狭い空間の照明にも最適です。
                  
  • 加工が非常に容易です。いくつかの加工法がありますが、たとえば通信用ですと代表的なものの中にホットプレート法があります。この方法は、材料がプラスチックであることを利用し、ファイバ端面を熱して鏡面を転写する方法ですので、極めて短時間でかつ均一に加工できます。ですから光ファイバを扱われたことがない方でも容易に加工できます。
      
  • POFの光送信モジュールは通常650nm(赤)のLEDを光源とします。可視光ですので、万が一光を直視しそうになっても危険を察知できますので、本質的なアイセーフティ機能があるといえます。また650nmは、DVDの光源としてこれから非常に多く作られていく波長ですので、更に安価になることが期待できます。

  • POFは長距離伝送には適しません。これは、石英系のファイバに比べて伝送損失が大きいためですが、HomeやOfficeのアプリケーションでは距離を必要としないかわりに「使いやすさ」「低価格」「安全性」が要求されます。POFはこれらの用途に適したファイバです。

  • また、振動や曲げに強いことから、従来より新幹線や乗用車に使用されておりましたが、近年、車内においてもマルチメディア化のニーズが高まっており、車内ネットワークへの利用も始まりました。

  • POFは赤外線をほとんど通しません。この性質を利用して、冷光照明(光源に熱のない照明)に使用されています。半導体製造装置や美術品照明等に利用されています。

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